夏のお盆は、もちろん宗教的・伝統的な行事としての意味合い(お墓参りや各種風習によるご先祖様を供養する)も大切です。

しかし、この他にも、夏のお盆の時期になると、全国で催されるさまざまな行事が、季節感をより演出し、また別の意味で日本の文化を形作っていることもまた見逃せません。

日本各地で開催されるお盆に関するイベントや行事の中から、特に有名なものや独特なものをピックアップしてご紹介していきたいと思います。

お盆時期の各地の行事・イベント

“お盆の行事”

それでは、夏のお盆時期に各地で開催されるさまざまな行事やイベントの中から、いくつかを具体的にご紹介していきましょう。

北海道の「北海盆踊り」 これは、北海道の各地域で催される盆踊りです。

一般的に、一部の「こどもの部」と二部の「大人の部」に分かれており、自治体などが開催する大規模なものの場合は二部ともに、小規模の場合は「こども盆踊り」のみ行われることが多いということです。

特に大規模な開催地のものとしては、「三笠北海盆おどり(三笠市)」「復活北海盆踊り(岩内町)」「さっぽろ夏まつり北海盆踊り(札幌市大通公園)」などを挙げることができます。

岩手県盛岡市の「舟っこ流し」 岩手県盛岡市で行われている伝統行事がこちら。

藩政時代から伝えられている送り盆の慣習で、お盆に行われる精霊舟や送り火と同じような意味を持ちます。

遺影や故人の戒名などを書いた札を舟に貼り、さらに提灯などで飾って供養するというものです。

栃木県栃木市の「百八灯流し(ひゃくはっとうながし)」 栃木県栃木市で行われる行事で、108本ものろうそくが灯された舟が「巴波川」を往来します。

非常に圧倒的な雰囲気を持っており壮観です。百八の煩悩を水に流す、安産のお守りになるといったいわれがあります。

京都の五山の送り火(ござんのおくりび) 京都において、如意ヶ嶽など五山で催される全国的にも有名な名物行事「かがり火」。

これは、たびたびマスコミなどでも登場する有名な行事です。

「大文字の送り火」などと呼ばれる場合もありますね。

また、奈良の高円山で行われる「高円山大文字送り火」も同じく有名で、昭和35年から始められたと言われている伝統行事です。

徳島の阿波踊り 徳島県発祥の有名な盆踊りで、400年もの歴史があるそうです。

もはや、知らない人はいませんよね。

「四国三大祭り」および「日本三大盆踊り」の一つとされています。最近は全国的にも踊られるようになってきましたが、やはり「徳島市阿波おどり」が国内最大規模です。

“お盆の行事”